japan-business-headline

学歴は中卒、海外経験はゼロ。それでも世界を舞台に「夢」を叶えられる

―2014年に創業された新しい会社でありながら、大手企業と取引をされるなど、着実に実績を積み上げています。

 私たちは、多くの、日本や海外のクライアント様からの業務委託にてコールセンターを運営していますが、お取引先を大手企業様に限定させて頂いています。私たちが目指すのは、海外拠点で圧倒的なナンバーワンを誇るコールセンター。そのためブランディングにもこだわり、誰もが知っているような有名企業様からの業務受託をしています。また、目先の利益を追うのではなく、中長期的に信頼を頂けるよう、お客様、クライアント、従業員総てに対して誠意を持ってお付き合いをさせて頂いています。

―そもそも、フィリピンで起業をしたのは、どのようなきっかけだったのでしょう。

 私が初めてフィリピンに行ったのは、今から4年ほど前です。首都マニラの中でも特に発展している、マカティという都市に行き、近代的な高層ビルが立ち並ぶ大都会の街並みに衝撃を受けました。その後、そこから車で10分ほど移動するとすぐに貧困街があったのです。家の無いストリートチルドレンがたくさんいて、たった10分の距離なのにこうも世界が違うのか、と2度目の衝撃を受けましたね。この子供たちが貧困から抜け出し、自分自身を高め、仕事をして正当な収入を得て、社会に貢献する存在になってほしい。そのチャンスを提供する事が出来る立場になりたい、そう考えたときに、フィリピンで事業を立ち上げることで、①雇用の創出②スキル習得の機会提供、をしたいと思ったのがきっかけの一つです。今後も、多くの優秀なフィリピン人の方々を、正社員として採用していきたいです。

―ほかにはどのようなきっかけがあったのですか。

 私は学歴が中卒です。ですが今の日本は、学歴に関係なく、本人の情熱や頑張り次第でチャンスを掴み取れる可能性がある。私もその恩恵にあずかり、圧倒的な努力を積み重ね、迸る情熱一つで、海外起業をする事が出来ました。中卒という学歴は、既存の学校教育に縛られずに常に自分自身で考え動き全力で努力をして来た私の誇りです。起業することで、今度は多くの方に同じようなチャンスを提供したいと思ったのです。グローバル化が進む近年は、国内以上に海外に大きなチャンスを感じていましたし、自分たちが成長するためにも、海外で起業し、そして大成功させる、という夢に想いを託したのです。

―全くのゼロから海外で起業されて、苦労もあったかと思います。

 そうですね。創業当初は海外ビジネス経験もゼロだったので、多くの人から「無謀だ」「絶対に失敗する」と言われました。苦しかったことや辛かったことは数えきれません。裏切られた事もあります。離れていった人もいます。それでも、私たちには、大きな夢と、爆発しそうな情熱と、信頼し合える仲間たちがいました。だからこそ、ここまで来る事が出来ました。この先も夢を必ず成し遂げて、仲間を大事にすることに人生を賭け、成功への道を一緒に切り開いていきたいですね。