―日本創生に向けて、描いているビジョンがあれば教えてください。

　当社は上場会社レベルの会社を中心に成長ベンチャー企業までの就職支援をしていますから、応募者にとっては安心してもらえると思いますし、技能面でもベトナムで学んだことを日本で生かしながら更に高い技術を吸収してもらえます。過去の事例をいくつかご紹介させて頂きます。

・ケース1
　30代のベトナム人男性。ベトナム現地の日系IT 企業に勤務後、当社サービスを利用し、東京都内の有名IT企業に入社されました。近々、日本でマイホームを購入予定で、日本人の平均所得よりも高額な安定収入を得られています。

・ケース2
　日系大手商社に勤務されていた応募者が、日本のベンチャー貿易企業に転職。採用後4ヶ月経った今、前職の商社仲間からの紹介案件で新規契約を獲得することも多く、よい成績を残しています。彼女は英語も使いこなし、貿易通関業務のエキスパートでもあるため、雇用先の社長に絶賛されていました。

・ケース3
　シンガポールの大学を卒業後、沖縄の日本語学校で日本語を習得したベトナム人の応募者。プログラミング(PHP)に長けていたため、三重県で急成長しているIT企業を紹介。最初から業務補助を要せず、販売サイトの構築を一貫して手がけ、入社3ヶ月後には新規事業部のリーダーに抜擢されています。採用いただいた社長は「三重県などの地方で優れた技術者を探すのは困難。日本語・英語が堪能で技術も一流、真面目で愛嬌ある方が年収350万で獲得できて大変に満足している」とのお声を頂戴しました。

・ケース4
　愛知県の半導体を中心としたメーカー様で、技術実習生の採用枠を使い切り採用に困っていたため当社サービスをご利用いただきました。結果、複数名のアジア人採用を実施していただき、「技術系専門大学を卒業しているため習得が早いこと」「日本語が堪能であること」「上限期間がないこと（技術実習生は3～5年）」「当社への管理費が不要であること」の4点を特に喜んでいただきました。

・ケース5
　大手ホテルチェーン様から、ホテル業務を全般的に担当し（フロント業務が中心）、外国人アルバイトの指導も行える人材採用をご依頼いただきました。結果、外国語大学（日本語学科）卒業生を雇用いただき、「日本語も堪能な上、英語にも精通してるため、2020年のオリンピックを控え、大変頼もしい人材だ」と評価いただきました。

―御社の今後のビジョンを教えてください。

　世界で戦える人材の雇用は、グローバル化を目指さす日本企業にとって大切な経営課題です。反面、そのような人材は報酬も高く、大半が大手思考であるため、海外進出を目指す中小・ベンチャー企業にとっては非常に難しいところかと思います。
　当社は、ベトナム人正社員雇用支援サービスを提供することで、そのような経営課題を解決していき、中小・ベンチャー・大手と会社の規模に関わらず、優秀なグローバル人材を採用できるインフラを作ってい
きたいと思っています。
　そして学生の皆さんには、当社のような信頼できる支援会社にサポートを委ねることで、自身の価値ある未来を切り拓いて欲しいと思います。数多くのベトナムでの日本企業のサポートを当社は行っていますから、将来ベトナムに帰ってから新たな日系企業の紹介や道筋を作ることもできます。心から安心して当社に任せていただきたいですね。