Sponsored アットナビジャパン株式会社
24歳で起業し、後の不動産会社「アットナビ」を立ち上げた加藤氏。不動産・建築事業を複数店舗展開して同社を事業譲渡したあと、2009年9月に海外事業をスタート。経済成長著しいベトナムに現地企業との合弁会社「アットナビベトナム(現:アットナビアジア)」を設立し、ベトナムにて日本企業初の会計事務所を併設したインキュベーション施設を開設。さまざまな側面から、日本企業のベトナム進出を支えている。そして今、加藤氏が新たなビジネスとして捉えたのが、ベトナムを中心としたアジア全域から日本に流入する人材の支援事業だ。ベトナムの現地事情に精通した加藤氏に、サービス立ち上げのキッカケや今後のビジョンなどについて聞いた。
―御社の事業内容を教えてください。
弊社はベトナムのハノイとホーチミンに拠点を構え、日本企業のベトナム進出をトータルでサポートしています。現在のクライアントはメーカー系の大手・中堅企業を中心に、ベンチャー系企業も多く手掛けています。製造拠点をベトナムに移してコスト削減を図る目的や、拡大するベトナム市場で売上拡大を目指す企業も多くあり、飲食・貿易・医療分野など多岐にわたります。
そして近年、特に力を入れているのが、ベトナムを中心としたアジアからの優秀な学生の就職支援事業です。日本企業のベトナム進出を数多くお手伝いしてきた中で、現地の優秀な人材を日本で採用したいという相談が増えてきたためです。現在、「安心ベトナム人正社員雇用支援サービス」として、積極的に展開しています。
―御社とベトナムの出会いは何だったのですか?
2009年9月に現地企業との合弁会社で「アットナビベトナム」を設立し、レンタルオフィス・不動産仲介・投資コンサルティング業をスタートさせたのが最初です。ベトナムの成長性に着目する日本企業は今後増えるだろうとの予測の中で、当社がベトナム進出企業の入り口というインフラを押さえようと考えました。
当時、日本の不動産仲介会社が本格的なベトナム進出を果たしたのは初めてでした。当社はそのオンリーワンの立場を活かして、ベトナムの不動産事情や商慣習に精通した上で、日本式のきめ細やかなサービスを提供してきました。
―そんな中、ベトナム人正社員雇用支援サービスを始めた背景には何がありますか。
当社がベトナム進出サポートを展開しているクライアント様より、日本や現地での優秀なベトナム人雇用をご希望される声が増えてきたためです。また、日本語や英語に長けて優秀なスキルをもったベトナム人技術者が増え、彼らがグローバル人材の一端を担う存在として評価されてきたことが挙げられます。優秀なベトナム人を採用して、戦力とすることはもちろん、現地への進出の際に活躍してほしいと期待する企業が増えてきたことも背景でしょう。